夕刻の「群青色の空」
こんにちは。瞳コンシャスパーソナルカラーアナリストの湯浅智子です。
秋の夜空は見上げると開放感を覚えます。
大気が乾燥し水蒸気が減ってくる秋にはより澄み渡り感が増すのです。
夕刻の「群青色の空」は紫がかった深みのある青に。
この時期は流れ星を見かけることが多いので夜空を見上げる楽しみが増えますね。
今日はその「群青色」について書いてみます。
宝石に匹敵するほど高価な「群青色」
「群青色」は、ラピスラズリという鉱物を砕いて作られた日本画の岩絵具の名前です。
人工の岩絵具に変わるまで、色自体が宝石に匹敵するほど高価なものでした。
砕いた青の粒子を集めて濃い青色にしたことから「群青」という色名が付き、
貴重な「群青」は、日本画の中でも如来像や菩薩像の頭髪、曼荼羅の一部など
尊いものに使われました。
ハイブランドが押しているトレンドの青
今年、ハイブランドが押している青は海を思わせる鮮やかな「コバルトブルー」です。
でも日本人の瞳や肌の色に取り扱いが難しそう。
発色が良すぎて「色だけが歩いてる」になりそうだから。
おすすめの配色
そこで僅かに黒みがかった深みのある紫味の青「群青色」をオススメしたいのです。
・チャコールグレイ
・パステルグレイ
・対比色のブラウン
・先週ご紹介したレオパード柄などのベージュ
・モスグリーン
・ボルドー
などとの相性がよく、どんなアイテムでも気品を感じさせます。
私はこの色のコートを持っていますが、おしゃれに決まるのでとても重宝しています。
すでに店頭に並び始めたクリーミーホワイトのエコファーベストとの相性も絶妙。
秋の空色に似たこの「群青色_をコーデに加え秋のファッションを満喫してみませんか。