「ベージュを制するものはコーディネートを制す」
こんにちは。瞳コンシャスパーソナルカラーアナリストの湯浅智子です。
例年の私の衣装計画からすると、11月に入ってのトレンチといきたかったのですが、
昨日の朝の気温なんてびっくりするほど低くて、今年は早かったです。
さてトレンチコートと言えばベージュのイメージが強いですよね。
色んなベージュがありますが「似合うベージュはこれよ」と言いきれれば、
自分の着こなしを手に入れたようなものです。
と書いたことがありましたが、私は本気でそう思っているのです。
日本人はこのベージュを好む人が多いのですが、
実は肌色に近いからこそ合わせにくい色でもあるのです。
そう、ベージュは優しい顔をして意外に意地悪。
着こなすには配色のコツが要ります。
ベージュのコーディネートのコツ
なんとなくのっぺりとしてしまうコーディネートを打破する一つの方法は
「色の濃淡でメリハリを付けること」。
ベージュは明るさのある色なので、一番簡単な配色は黒を合わせること。
間違いなくうまくいきます。
前回、ボルドーとの配色を提案しましたが、
ボルドーもベージュと比べて暗みのある色ですから、配色として美しかったわけです。
ベージュを使った知的で品のある配色
「ベージュ」×「ネイビー」の配色で叶います。
ベージュと相性の良いネイビーは、難しく考えずとも着こなしがまとまる相性のよい配色です。
ただ、トラッドな印象のネイビーはクラシカルな配色にないりやすいので、
カチッとさせすぎないシルエットでゆるさをプラスすることをお勧めします。
ただしこの配色は「知的で品のある仕上がりになる」ため、
デートで気持ちが盛り上がるには熱量が伝わりにくいかもです。
私は、秋はネイビージャケットやアンサンブルニットに
ベージュ系のスカートを合わせるのが好きなので、
硬さが出ないように、袖を通さず肩掛けするコーディネートをよくしています。