洗練されたベージュスタイルを叶える差し色

ファッション

ベージュのスプリングコート

こんにちは。瞳コンシャスパーソナルカラーアナリストの湯浅智子です。

春ですね。気になる店舗に新作が続々と入荷しています。

バレンタインデーが過ぎ気温が上がり始めたあたりからスプリングコートのアテンドが増えてます。

 

私など、この数日は厚手のウールコートやダウンコートではもう暑すぎて日中汗だくに。

でも、完全にコートを手放してジャケットと薄手のストールのコーディネートまで

思い切ってしまうには未だちょっと・・・。夜はまだ寒いですしね。

 

店舗を覗くと、目に飛び込んで来るのはいつもの年よりちょっと長めのスプリングコート。

ベージュを中心に明るめのアースカラーが並びます。

テロンとした素材感がロング丈のコートをよりエレガントに見せ、

歩くたびベージュのコートが素敵に翻ります。

 

 

ベージュのコーディネートが難しい理由

Parisで私が滞在していた日本贔屓のマダムの家に、美しい木目込みの雛人形がありました。

埼玉の岩槻でオーダーしたのだというその人形は衣装を

ベージュのグラデーションに統一していました。

インテリアにぴったりとマッチしていたその品のある美しい配色を

ひな祭りが近づくと思い出します。

 

ベージュはナチュラルなカジュアル感だけでなく、女らしさも感じさせる色なので

幅広い年齢層に人気があります。

 

ただ、人気の高い色でありながらサラッと着こなすコーディネートに

難しさを感じている人は少なく無いです。

 

その理由は、2つ。

 

一つにはベージュという色が日本人の肌色と類似しているので、

ただ纏うだけだと単調でノッペリとした、ともすれば

「お顔とのワントーンコーディネート」になってしまうから。

 

また着方によっては、だらしないコーディネートになってしまうこともあるからです。

 

“わたしのベージュ”との出会い方

ベージュと言ってもかなり色味にバリエーションがあるので、

“これはわたしのベージュ”に出会うのは至難のわざ。

キャメルカラーに近い物もベージュと表示していたりします 。

 

コートをお顔に当てて鏡に映った「わたし」になんとなく物足りなさを感じたら、

それは“わたしのベージュ”ではないのです。

 

ベージュの存在感の演出方法

そんなときは、ボトムスや帽子、バッグ、靴などの小物に効果的な色を足して

ベージュの存在感を演出しましょう。

 

ベージュに効果的な差し色をプラスすると、

なんとなく物足りなく感じてしまう装いにも「抜け感」が生まれ

おしゃれなベージュコートのコーディネートになりますよ。

 

おすすめの差し色 「レッド」

あくまでもベージュを引き立たせるための差し色ですから、

同じレッドでも、あざやかさのある色は小さい面積に使ってください。

ベージュのEleganceにレッドの情熱を取り入れて。

 

私なら、帽子かパンプスかしら。

思い切って、スニーカーをレッドにするのもいいですね。

発色のよいレッドはエネルギー高い場所に連れてってくれそう。

 

おすすめの差し色 「ミントグリーン」

春の光と綺麗に戯れるミントグリーンはパッと目に入るので、すぐに周りの反応がありそうです。

お出かけが間違い無く楽しくなりますよ。

 

 

 

ベージュを制するものはコーディネートを制す。

これよという似合うベージュや、差し色を加えたベージュのコーディネートは、

自分の着こなしを手に入れたようなものです。

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